秋ですね~たぶん・・・。
全然リペアとは関係ございませんが、長年使ってきたデスクライトがとうとう壊れました。ライトの視点が折れたようで、突然落ちました・・・。
12年程度使っているので寿命ですね^-^
何とかうまく接着できました~^-^ネックブロックの上に挟んだマホガニーの欠片がいい感じで強度を上げてくれているようです。ボディはこれでいいですね。さて残すはネック側。ネックのトラスロッドは最初回り切っているのかな~と思いましたが、外してオイルを塗って、回したらまだまだ回りましたので、残す問題はネックの角度をつける必要があるのかないのか・・・。つけるとすればどうやってネック側を削るのか・・・色々悩ましいですね~。もうしばらく完成までお待ちください!
終わりました~!非常に頭使いましたね。
電池はサイドに、外から元々入れることができるようにできていますが、内部にも電池を取り付けて、DCプラグでつなげるように改造してあります。元々の電池ボックスもそのまま残っております。元々の電池ボックスも、オイルで開け閉めが極力軽くなるようにして、使いやすくはしてありますので、DCプラグを差し換えて、好みで使い分けていただければと思います。
プリアンプのカバーを一度開けておりますが、ガリノイズの除去のために開けております。ジャックも結構ガリガリしてましたが、磨いて接点復活剤をゴシゴシやって大丈夫そうでしたので、交換はしておりません。
ネックの取り付けネジのメス側がどうやらつぶれかけているようでして、タップでさらっております。ひそかにかなり重要です。取り付けの際に、ねじの回りがきついと締め込みが甘くなり、緩む原因となりますので、ネックを付けたり外したりと、何度か確認しております。
ケースのパッチン錠が壊れていたので直しましたが、これもまた頭使いましたね~・・・。位置は変えられないが、ブラインドリベットを打つところの穴はもう崩れているので、内側に何とかして板を挟んで、接着とともにリベットを打っています。
ネックブロックとトップ板をつないだので、ボディの剛性は抜群です。音もオベーション独特な鳴りで気持ちがいいです^-^
とりあえず、ネックを外しました。ボディの方のブレイシング剥がれや、トップの板割れがあるので、この状態で進めていきたいと思います。
板割れなどを接着。写真以外にもあったのですが、撮り忘れましたね・・・。
ネックを外したところの中身。ダブテイルジョイントと言いますが、ボディ側の1弦側に薄板貼ってありましたが、残念ながらスカスカで合っていませんでした・・・もちろんこの状態のまま接着というわけにはいかないので、ボディ側の薄板は取り除いて、ネック側に突板を両サイドに接着して、いい感じになるようになるまで少しずつノミなどで削り落として合わせていく。という作業を現在行っております^-^
今のところ、接着剤はニカワを使用しております。余談ですが、使用済みのニカワを数日放置していたら、腐ってもの凄い悪臭が漂いましたね。気を付けなくては・・・^-^”
ビンテージのムスタングですね。すみません、全く紹介していませんでしたが、いきなり完了です。集中していましたね^-^
フレットはニカワで接着されていたようですので、久しぶりの登場!魔法の液体、水!で溶かしながら、チマチマ取り除いていきます。精神がやられそうになりますね・・・(笑)
その後指板修正。もちろんラウンド貼り指板ですので、削りすぎないように。スラブだから削ってもいいわけではないですけどね^-^でもこの個体はまあまあローズに厚みがありますね。
今回も美しくリフレットできたかと思います\^-^/
指板形状:1FでR7.25inch(最終フレットR8inch)フレットサイズ:Jescar FW50085-NS ナット:牛骨オイル
ネックリセット、完了です。いろいろとまだまだ後が控えていまして、必死すぎて写真は撮っていないですが、なかなか難しい修理ではありました。ダブテイルジョイントのネック側の接着面がなぜか丸くなっていて、接着面を稼ぐのが難題でした。上手くいっているはずです^-^
リフレットもしてとても弾きやすく、まさにドレッドの音といった感じの、ふくよかで伸びのある素晴らしいギターだと思いました^-^
ちなみに接着剤はすべてニカワ接着です。やっぱりニカワのほうが音がいいのかなぁ~って気がしています。
指板形状:1FでR16inchの円錐(最終フレットR20inch)フレットサイズ:Jescar FW50085-NS