完了しました。ネック調整、弦高調整等しましたが、まだ少し弦高が高いかな・・・。6弦側でサドルを1mmカットして下げたのですが、12弦ギターの特性上これ以上は下げられそうにない感じですので、あとはリフレットかネックリセットで下げるしか方法はなさそうです・・・。
ボディのリフィニッシュです。その前に、ブリッジがピックガードに当たってしまうということでしたので、その辺の加工とついでにネックポケットのところもピックガードがネックに当たっているようでしたのでそこについても加工していきます。
5月お預かりのギターはこれが最後です。次は6月お預かり分になります。
もう少しで、塗り始められそうです。
下地塗装。
見た目はまだ特に変わらず・・・。塗装開始から5日目です。下地塗装を4回、中塗りを15回吹き付けたところです。一日に3~4回吹き付けて、翌日に研磨してまた吹き付けるの繰り返し、面がきれいになるまで続けますが、もう間もなく着色できそうです。
着色が終わって、クリアー塗装しています。
お客様が学生時代に製作したシンライン。リフレットとピックアップ交換をしていきます。まずはバラバラにしていきますが、ナットの溝の中の接着剤が多い!こらっ!(笑)きれいに取り除いてこれから指板修正です^ー^
まだ、パーツ類を外しただけですがリフレット開始です^ー^
いや~厳しい・・・。溝の中は接着剤で満載です・・・。どうにか取り除いていますが、一本分取り除くのに30分近くかかります(T . T)
接着剤は丸2日かかりましたが、除去できたので進めていきます。指板修正の前にトラスロッドを回してみます。完全に緩めるとかなり順反りだったのですが、今回はフレットを打った後に逆反りしそうな感じでしたので、トラスロッドはある程度締め込んでネックを真っすぐぐらいにしてから修正しています。
フレットを打ったところ、思った通り逆に反ったので、トラスロッドを緩めてネックを真っすぐにしてからフレットのすり合わせ。これから仕上げていきます。
さてさて無事完了いたしました^ー^フレットの溝の中の接着剤には苦労しましたが、その後はスムーズに進みました。写真に撮るのを忘れてしましましたが、リフレットの際に邪魔になってしまうためピックアップとトグルスイッチを外したのですが、どう考えても配線の取り回しが悪いので直しておきました。
セミホウロウというかソリッドをくり抜いているのでテレキャスのシンラインボディのような感じで響きがおもしろい。ハウリングはどうなんだろう?結構いい音しているのでライブで使ってほしいですね^ー^
指板形状:1FでR12inchの円錐(最終フレットで約R16inch)フレットサイズ:Jescar FW55095-NS ナット:牛骨ワックス
完成です。70年代のギターですので塗装の仕上げはビンテージ感を出すため鏡面磨きはしておりません。このほうが薄く塗れるという利点もありますしね^ー^
アンプに繋ぐと時々音が出たり、出なかったり・・・最初は全く音が出ていなくてそれの原因はすぐに判明したのですが、そのあとリアPUだけが出なかったりして、イジイジしてたら音は出たのですが原因不明で不安だったので、怪しげな配線材は交換しました。その後は問題なさそうです。フレットの端が痛かったのでヤスリがけして磨いております。
私も70年代の生まれなので、そろそろ味わい深くなってきましたかね?^ー^
Lindy Fralin Pure PAF Bone White をトーカイSGに搭載。世界にこの一本しかない感じが出てきました^ー^
カーボングラファイトネックの取り付け。写真がないのですが、元々は取り付けの穴が開いていなかったものでしたので、下穴をあけてブッシュを取り付けるためのねじを切っています。カーボンは固いですが脆いので、ねじ込んでおくだけではネックをセットした時にねじ山が壊れてしまう可能性があるので、ブッシュをエポキシ接着剤で接着してあります。
フロントピックアップをLollar製のものに交換するため、ピックガードの加工と、ボディのザグリ加工をし、取り付け。お客様が自作したギターということもあり、色々とセンターがずれているのが悩ましい・・・。
リフレットは現在フレットを打っているところです。