リフレットと、ピックアップ交換です。
ピックアップはLARK PICK-UPSっていうのを取り付けるのですが、一点問題がありまして、サイドジャック仕様のものは製品にないので、こちらで改造です。最初はメーカーでやってくれるかもということでしたが、エンドピンジャックをはずすと基盤の支えが無くなってしまうから無理ということで、なんか頼りない配線を3本出してきただけでしたね・・・もちろんいらないんで外しましたが(笑)
支えが無くなるなら別の所に作ればいいのでこちらで改造しました。4枚目の写真が支えになるスペーサー(金色のやつ)を取り付けたところです。エンドピンジャックは取り外してシールド線を伸ばしてサイドジャック仕様にしておきました。いい感じでございます^-^
ブリッジインピエゾ(ピエゾはサドルの溝の中に細い溝を切ってはめ込んでいます)とTOYOSHI-MIC(ダイナミックマイク)の2系統をミックスしてボリュームでそれぞれをコントロールするようになっています。TONEもついていますので、ハイカットで自分なりにあとは調整していただければと思います。電池は元々のピックアップの電池ボックスを流用させていただきましたので、弦を外さなくても電池交換ができるようになっております。
指板形状:1FでR9.5inchの円錐(最終フレット約R12inch)フレットサイズ:Jescar FW47104-NS ナット:牛骨漂白
LARK PICK-UPS の取り扱いはこちらです。有限会社バードランド
基本的には、チョーキング時の音詰まりを解消するためのすり合わせですが、ついでにアームアップを1音上げできるようにブリッジの高さを稼ぐため、ネックポケットにシムを入れて調整していこうという目論見だったのですが・・・
シムは銅板で作ってみました。元々金属のシムが入っていたのでそうしただけですが、よく考えたらネックプレートの材質にブラスとかチタンとかがあるので、シムも金属でいいかもですね^-^
ネックの状態はイマイチですね・・・。トラスロッドはほぼ回し切っているかな?もうちょっと回るけど・・・って感じです。すり合わせでトラスロッドの効き幅を改善はできないので、順反り方向にネックが曲がるとリフレットしかないでしょう。
今回の作業のすり合わせは12F~18Fぐらいが削れませんね。まぁ、元起きってやつです。特に20F、21F、22Fを多く削って全体をならしていきました。とりあえずこれでチョーキング時の音詰まりは解消されたでしょう^-^
1弦がペグの所で切れやすいということも言っていましたが、これは、ヘッドの厚みがあるので、1弦のロックペグのポストがあまり飛び出てきてなく、弦が巻きつくとペグの取り付けナットに干渉して切れてしまうということでしょう。なるべく弦が巻きつかないように弦を張る必要があるので、弦交換の際は、ブリッジにスペーサー(クロスでもいいです)を挟んだ状態で弦交換しましょう。
で、弦をお客様お持ち込みのエリクサーの弦に交換しようとしたのですが、5弦が・・・5弦の袋が薄い・・・これはまさか・・・入っとらんやんけ!
開封したのは僕なので、間違いなく新品なのですが・・・イリュージョンです(笑)
しょうがない09-42のエリクサーは在庫がないので、アーニーを張って調整です。アームアップをね1音アップね・・・あれ?ボディに当たる前に止まる・・・なんてこった、イナーシャブロックが中で先に当たっているではないか!ボディのザグリが表と裏とでセンターがずれてしまっていますね。
これではブリッジの高さをなんぼ上げても意味がないです・・・
う~ん・・・ボディをザグんないと無理です(終)
普通のストラトの回路と思いきや、スーパースイッチだ。コンデンサーは2個に分かれていて、見えないけどシングルPUには4.7kの固定抵抗が並列についている。2回路3接点のスイッチでもできそうだけど、どうなんでしょうね?(考えてはいないです^-^)
PU交換した時の写真を撮り忘れましたが、基本的に回路は変わっていません。
コンデンサー交換もお願いされているので、コンデンサーは2個とも外して、1個にしております。ピックアップと並列についている固定抵抗は、新しいピックアップの音を純粋に知りたいでしょうから、外しております。
パッチケーブルも頼まれていますので、Sommer XXLで製作しておきました^-^
1Fからナットまでの短い長さで逆側に反っているような感じになっていて、どう指板を削っていくか少し悩みましたが、ローフレット側をまず削ってから真っすぐにしていくことにしました。いい感じに指板修正できたと思います。
あとはもういつも通り、一本一本フレットを仕上げて出来上がりです。ナットの製作がこのギターは難しかったですね^-^
指板形状:1FでR12inchの円錐(最終フレット約R16inch)フレットサイズ:Jescar FW55095-NS ナット:牛骨漂白
だいぶボロボロですが、演奏上重要な部分はなんとかおおごとにならずに済んでいますね。
バックのブレイシングがほぼすべての部分で剥がれているのでまず接着していきましょう!
バックブレイシングの接着、6か所目!
バインディング剥がれ修復中。
トグルスイッチが壊れたので、ついでに色々交換して音が良くなりますように^-^
ポットとジャックはそのままで、トグルスイッチと配線材、コンデンサーを交換して、ナット交換、メンテナンスです。なんとなく、いや、明らかに音がいい!やった甲斐ありですな。
コンデンサー:オレンジドロップ203-600v 配線材:レミントン、ベルデンビンテージ1960年代、Gavitt 1950年代
いやぁ~磨きました。クロスが真っ黒^-^
ナット交換もして無事完了です。ナットの接着はニカワにしております。
時々自分でナット交換したっていう方もいますが、マーティンのナットを外すときは、叩いても取れないです。(すべてがそうなのかはわかりませんが・・・)基本的に水溶性の接着剤が使われているので水と熱で接着剤を緩めて、スライドさせながら外します。自分で交換する方は気を付けましょう^-^
