面白いものができたのでちょっとご紹介。訳あって作ることになった、、楽器用マイクプリアンプ。あまり使用されることがないので、なんだかマニアックな気配すら感じます。
楽器用マイク(コンデンサーマイク)には電源が必要です。もちろんメーカーからも数種類販売されていますが、エフェクターのように使えるものは無いような気がしたので作ってみました。(こっちのほうがギタリストにはなじみ深いかと思い・・・)機能は単純で、ゲイン、ボリューム、ミュートスイッチのみ。電源はこれまたギタリストにはなじみ深い9vセンターマイナスで、006p(9vの四角い電池)も使えます。
出力はアンバランス(ギタリストご愛用のモノラルケーブル)、ちなみに回路の中にバランスからアンバランスに変換する回路を組み込んでいるので、XLR端子のColdをアースと直結してアンバランスにしているわけではありません。
マイクにかかる電圧は、18vと言いたいところですが、実測値で16vでした・・・。今回のはAKGのC411Lというマイクでしたが、若干レベルが弱いので、DIと組み合わせてご使用していただければ問題ないようです。11v以上で駆動するマイクであればインプットの端子の形状を変換して使用することが可能かと思われますが、なかなか実験している余裕もないですので、正直やってみないとわかりません・・・。どなたか試したいという方はご連絡ください。(現在試奏できるものは無いので、試してみたい方があらわれたら作ろうかと・・・)