2019/9/1 エピフォン フライングV(ナット交換など 完了)

 おぉ~、写真が一杯ある。

 

 ナット交換と、フレットのバリ取りと、弦アースの配線材をベルデン8503に交換です。フレットのバリはもうバリというか、仕上げていないぐらいのレベルでしたね。ザーっと削って仕上げておきました。

 

 弦アースの配線材だけ交換しておいてほしいということでしたので、アンカーを抜きます。まあ写真で見た通り、くるくる回していくとスポッと取れますので、元の配線材を8503に交換です。

 

 ナット交換はまあまあ苦戦しましたね。とにかく取れない。途中までそのまま取れたのですが、途中から取れない・・・。無理すると、ヘッドのほうが割れたりするので、あきらめて、真っ二つに破壊します。あとはいつも通り、こびりついた接着剤を取り除いてナットを作って弦溝を切って完成です。

2019/9/1 Martin D-28(ネックリセット&リフレット 続き)

 突板(薄っぺらい木)をジョイント部に貼り付けています。ネックに角度をつけると、ジョイント部に隙間ができてスカスカになるので、その隙間を埋めるために突板を貼っているところです。片側だけだと芯が狂ってしまうので、もちろん両サイドに突板を貼ります。

2019/9/3 Martin D-28 (ネックリセット&リフレット 続き)

 ジョイント部の接着面を合わせていきます。チョークをメス側に塗って、ネックを差し込んむと、オス側にチョークの跡が残るので、それを見ながら少しずつノミやサンドペーパーで削っていきます。3枚目の写真はまだ途中の写真です。ボディと指板に隙間があるのがわかると思います。もう少しっていうところからが難しい・・・削りすぎるわけにはいきませんのでね。

 その後、完全に差し込むことができたので、4枚目の写真は接着前ですが、差し込んで持ち上げてもジョイント部がずれることありません。※一人でこの写真を撮るのはなかなか難しい・・・(^-^’’)

 そしていよいよ接着!今度は本当の接着です。ヒール側とサイド板側の方向で押さえるクランプは必要ないので、トップ板側とバック板側の方向から押さえるクランプのみです。ジョイントをしっかり合わせているので、ヒールの先が浮いてくることはありません。

 サウンドホールのところで押さえているクランプは、指板接着用です。

2019/9/4 リトルマーティン(PG製作 完了)

 ピックガード製作。斬新!とも思ったのですが、意外といい。作り方としては、まあ基本、手作業です。紙であ~でもないこ~でもないと、いろいろやりながら形を決めて後はそれ通りに切っていきます。作業は簡単ではありますが、きれいに切るのは経験が必要です^-^

2019/9/4 Marin D-28(ネックリセット&リフレット 続き)

 ネックをセットしたので後はフレットです。フレットの入る溝の中をまず掃除していくのですが、このギターは溝の中、ちょうど真ん中あたりに、フレットを留めるための接着剤が入っていたので、この接着剤をノコギリで落としていきます。ノコギリで落とすだけだと、溝の縁(へり)に見た目では確認できない程度ですが接着剤が残っているので、完全に取り除くために、魔法の液体・・・・”水”を使って取り除いていきます(^-^”)

 ノコギリで取り除いた後に水で取り除いていくので、フレット20本分を1往復・・・地味ですが重要な作業なのです。

2019/9/9 Martin D-28(ネックリセット&リフレット 完了)その1

 前回からの続きですね。フレットの入る溝がきれいになったら、指板修正です。演奏性や音質に直結してくる大事な部分です。指板修正をする際は、ネックに弦の張力が加わったようにセッティングしてから修正していきます。そうすることで、完成時にネックの元起きが発生しないようにし、トラスロッドの効き幅を最大限活用できるようにしております。※この時点で、フレットを打った時にどうなるかを考えたり、トラスロッドはどのぐらい回しておくのがいいのかを考えたりしてネックにストレスをかけております。

 

 そんなこんなで、セッティングしたら、いざ指板修正!一枚目の写真で分かるように、削れていないところがへこんでいるところ、結構狂っていますよね。その狂いがとれて指板がきれいになったらフレットを打っていきます。元々はフレットが接着されていましたが、打ち直しの時には接着剤を一切使っておりません。接着剤で止めるのではなく、しっかり打って浮いてこないようにすることが大事だと思っています。※すべてのフレットを均一に打つのは非常に難しく熟練の技が必要です(^-^)

 

 打ち終わったら、フレットをすり合わせていきます。均一に打っているのならすり合わせは必要ないと思うかもしれませんが、物にはどんなものにも誤差というのがあるので、この作業は必須です!その後、フレットのエッジなどを処理して、フレットを磨いていきます。

 

 フレットの処理がすべて完了したら、ナットを製作して取り付け、指板にオイルを塗っていきます。オイルはよく見るギター用のレモンオイルやオレンジオイルではなく、アマニ油(工業用)です。10分~15分程度放置して、ふき取りましょう。

2019/9/9 Martin D-28(ネックリセット&リフレット 完了)その2

 追加工事で、LRバッグス”Anthem SL”の取り付けです。エンドピンを抜いたら、丸棒をテーパー状に加工して、エンドピンの穴を埋めます。その後、12mmのドリル(もちろんこのドリル刃の先端は三角のいわゆる鉄鋼用ドリルでしたので、先端を木工用に、私自ら加工しております。)で穴をあけ、エンドジャックが入るようにします。

 ブリッジインピエゾを通す穴なんですが、このピックアップは網線シールドの平べったい形状をしているので、若干悩ましいな~と、いつも思っているのです・・・実は。何かというと、ピックアップを通す穴は丸穴になってしまうので、幅およそ2.5㎜(未満)の平べったいピックアップを通すために、2.5mmの穴を開けると、穴の直径になる部分をピックアップが通ってしまうので、なんか気持ちよく収まんないんですよね・・・問題ないと言えば問題なく取り付けられるのですが、物理的にあまり宜しくない感じになってしまうので、丸くあけた穴をヤスリで四角くしております・・・。

 

 というわけでピックアップも取り付けて、すべて完成でございます。※電池入ってますからね~、時々交換してくださ~い。

 

 はるばる鹿児島県からのご依頼ありがとうございました!これからも長くこのギターをご愛用していただければと思います(^o^)

 

 ※MartinD-28とずっと書いていますが、HD-28Vですので~。

 

 指板形状:R14inchの円錐(最終フレットで約R17inch) フレットサイズ:Jescar FW50085-NS

 ナット:牛骨

2019/9/13 F/J ST(リフレット)

 今はなき、フェンダージャパン。しかも初期の頃じゃないかな?と思います。

 

 今回も、ワックスフィニッシュで仕上げていきます。現在、フレットを打っております。※ジャンボフレット打ってま~す。