2019/8/2 K.Yairi アイリッシュ・ブズーキ(すり合わせなど 完了)

 アイリッシュブズーキという民族楽器。私もこの楽器をリペアするのは初めてだったので、作業内容は何がベストか少し悩みましたね・・・。とりあえず、なんか弾きにくいので色々調べると、フレットのレベルが揃っていない(K・ヤイリさんの独特な方法だと思うのですが、1Fだけクラウンの背が少し高くしてある)ので、フレットすり合わせと、サドルの形状が指板と合っていなく、牛骨材もかなり”す”が入っていて音質に悪影響を及ぼしているのではないかと思いサドル交換。

 結果、やって良かったなと思いました。最初は、アコギな感じがすごい合ったのですが、弦高も下げたのもあり弾きやすくなって、ブズーキっぽい?感じが増した気がします。どうやらこの楽器は分厚い低音や丸い中音域が強調されないほうが良いみたいです。

2019/8/4 AXL (ブリッジ交換など 完了)

 ブリッジ交換とナット交換。ついでにサーキットを少し改造。所有者が手に入れたときには、すでにビグズビーが取りついていて(ビグズビーもどきですが・・・)改造されていたのですが、ブリッジはそのままだったのでピッチが全然合わないということで、交換しました。取り付け位置は全然違うので、一度穴埋めして正確な場所に取り付けております。サドルの溝を弦に合わせて切っております。

 ナットも元々はプラスチックのものが取りついていたのですが、弦の滑りが悪すぎるので牛骨に交換しております。

 

 サーキットはですね~なんだかおもしろい感じに改造されていたので、さらに面白くしてみようということでいじっております^-^

 元々は、ハイパスのコンデンサーをスイッチで選べるようにしてあったのですが、(ハイパスなのになぜかオレンジドロップの223がついていた・・・)このギターの持ち主は、ボリュームを基本フル10で使うので、何の意味もないということだったので、じゃぁ~オレンジドロップを生かして、トーンコンデンサーを選べるようにしてみようと・・・ON-OFF-ONの3点スイッチが取りついていたので、OFFの位置ではトーン回路をバイパスできるようになっております。

 少しトーンを絞って使ってみたくなるような感じになりました^-^

 

2019/8/4 Epiphone Caballero(PU取り付け 完了)

 以前にフレット交換をしたキャバレロです。フィッシュマンのブリッジインピエゾは最初に見た時から装着されていたのですが、どうやら色々お話を伺っているとLRバッグスのM1アクティブを以前から使用されていたらしいのですが、壊れて使わなくなったとおっしゃっていたので、一度お持ち込みしてみたらどうかとご提案し、お持ちいただいてチェックしたところ、電池の消耗で音が出なくなっていたことが判明。M1の配線もどこかへ行ってしまったということだったので、私のほうで製作して取り付けました。M1からダイレクトにジャックにつなぐのではなく、ミニプラグで中継しております。このほうが外したいときや、別のものを取り付けるときに容易にできるので、おすすめですね。

 

 エンドジャックのところには端子が4つあるのですが、2つは使われた形跡がないので、元々このM1をこのジャックで使用していたのであれば、配線ミスで電池が急激に消耗した可能性がありますね。どういうことかというと、端子には、Tip(音の信号を出力するところ)Ring(ステレオとして使えるもう一つの信号を出力するところ)Switch(プラグを刺さないとどこにもつながっていない部分で、プラグを指すとアースとつながる、電池のマイナスが入るところ)Earth(ピックアップのコールドをつなぐところ)というわけで、M1はアクティブタイプなので、電池が入っているので、電池のマイナスをSwitchの端子に取り付けた痕跡が必ずあるはずなのですが・・・アースにつないじゃったんでしょうね(常に電池が消耗している状態になっていた!)・・・ということです・・・。

2019/8/8 VG (ナット交換 完了)

 ナット交換。まあいつも通り作業しています。と思ったら、エボニーのブリッジピンが割れていたので、接着。それから、ブリッジピンが結構飛び出てきて、(特に6弦) 演奏の邪魔なので、え~、弦の出口の部分を丸ヤスリで削って、ブリッジピンが飛び出てこないようにしています。

2019/8/8 Gibson J-50 (ナット交換 完了)

 ナット交換。ナットをはずしたら、接着剤でかなりかさ上げしていたので、一生懸命削り取り、木部が出てきたところで、面出しをしてナットを取り付けています。

 

 と、面だしまで写真を撮って、その後は撮り忘れました・・・

2019/8/11 BOSS OD-1(DCジャック交換 完了)

 エフェクター修理。初代OD-1のDCジャックが割れてしまったらしく、交換です。お客様自身で接着を試みたらしいのですが、あえなく失敗・・・しかも接着剤が筐体にまで流れていてDCジャックが接着されてしまい取れない・・・。というわけで、私が完全破壊して取り外し、交換しました^-^

2019/8/11 Fender ST(リフレットなど 作業中)

 ネックがフェンダーメキシコでボディがフェンダージャパンかな?トーンが効いていなかったので、中を開けたら、なんか色々やばそうだったので、ピックアップとスイッチ以外は交換。なんだか元の状態がよくわからないのですが、アクティブだったらしく、ポットが25Kだったので、500Kに交換。ピックアップはシングルサイズのハムバッカーなので、トーンコンデンサーも0.047㎌から0.022㎌に交換。あとはもうとにかくハンダが大変なことになっているのですべてきれいにしてあります・・・。

 メイプル指板のリフレットですが、今回は下地塗料とトップコートは塗りません。ですので指板修正後にいきなりフレットを打ってあります。

2019/8/11 F/USA ST (リフレットなど 作業中)

 続けてストラトのリフレットが来たので、作業の都合により連続でストラトのリフレット作業を行います。まずは、ピックアップの交換です。セイモアダンカンのSSL1からKlein JazzyCat(お客様お持ち込み)に交換です。以前に私が、配線材などを交換しているので、音抜けは良い状態です。このピックアップとの相性はどうだろうなぁ~・・・ちょっと楽しみですね^-^

2019/8/13 Fender ST(リフレットなど 完了)

 なんだか同じような写真が並んでいますが、これはですね、最初の2枚が木地着色後の状態、その後オイルフィニッシュ、でですね、ガラス瓶に入っているのは、カルナバワックスを作っているところです。黄金色に輝いている液体の状態は、熱くて素手では触れない状態で、これが徐々に冷えていって固まっていくところを写真に撮ってみたところです。この固まったカルナバワックスを指板に塗っております。今回は塗装をしないので、指板(ネック)保護のために塗っております。最初はベタベタしていますが、大体1,2週間程度で、膜がはって固まってきます。

 

 指板形状:1FでR9inchの円錐(最終フレットで、約R11inch)フレットサイズ:Jescar FW55090-NS

 ナット:牛骨

2019/8/17 F/USA ST(リフレットなど 完了)

 今回は、ハイポジションでチョーキングをすると音詰まりが発生するというのと、ミディアムジャンボのフレットのグリッサンド時の引っ掛かりが気になるということでしたので、リフレットです。

 指板の形状が、R7.25inchときついRの円柱指板なので、どうしてもチョーキングの時には音が詰まるんですよね。そんな時でも円錐指板にしてしまえば、指板のRがきつくても音詰まりはしません。というわけで、いつも通り円錐状に指板を削り、フレットのサイズを変更しています。

 

指板形状:1fでR7.25inchの円錐(最終フレットが約9inch)フレットサイズ:Jescar FW57110-NS

ナット:牛骨

 

 そういえば、JazzyCatですが、出力が弱いピックアップで、かなりビンテージより。高音域はあまり拾っていない感じでしたので、これを良しとするかどうかはあなた次第!というところです・・・。

2019/8/22 SAITO&PRS (メンテナンスなど 完了)

 青いのが、PRSで黒いのがSAITOです。SAITOはボリュームポットの交換とメンテナンス。PRSはメンテナンスです。

 どちらも弦高が低いので、少し上げ気味のセッティングにしてほしいということでした。PRSはスケールが短く、テンション感が弱いのでロングスケールのSAITOより高めのセッティングにしてあります。

2019/8/22 CHAI YUKIO (ペグ交換 完了)

 ペグ交換。実は自分用に購入してあったクラシックギター用のペグだったのですが、いまいま必要だったわけではないので、お客様のギターに取り付けることになりました。

 取り付けのビス穴が合っていないので、一度埋めて、開けなおして取り付けております(^-^)

2019/8/25 Bacchus JB(リフレット 完了)

 かなりネックが狂っていたので、なかなか一苦労ありましたが、今回もいい感じでリフレットできたと思います。ベースの場合は、指板修正とフレットを打った後のフレットすり合わせ作業は、ボディに取り付けて、ネックにテンションをかけて作業したほうが、良いものに仕上がるのでそうしておりますが、ネックが大きく狂っていると物理的に難しい場合もあるので、やり始める前に結構悩むのです・・・。

 

指板形状:1fでR10inchの円錐(最終フレットで約R15inch)フレットサイズ:Jescar FW55090-NS

ナット:牛骨

2019/8/30 Martin D-28(ネックリセット&リフレット)

 ナットをまず外すのですが、外した後の処理は先にやっておきます。ナットを外すと、接着剤がこびりついているので、ひたすら彫刻刀などできれいにしておきます。その後、フレットをはずして、ネックを外します。なんかこうやって書くと、フレットを外すのと、ネックを外すという作業が同じぐらいの作業レベルに感じてしまいますが、ネックを外すのはなかなか難しい作業です・・・。

 ネックをはずしたら、またしても、接着剤を取り除いていきます。これがね~・・・何とも地味な作業なんですよ~(^-^’’)

2019/8/31 Martin D-28 (ネックリセット&リフレット 続き)

 接着中!ではないです^-^

 

 途中の写真を撮り忘れたというか撮る余裕がないぐらいちょっと集中しなければならない作業だったので、文章で想像していただければ・・・。

 

 こびりついていた接着剤を取り除いたら、一度差し込んでみるのですが、このギターはそれほど悪くはない感じでセットしてありました。たいていの場合接着剤を取り除いた後は、ジョイント部がガタガタと動くことが多いような気がしますが、このギターはまあまあピタッと収まっていました。ただ若干奥まで入らない状態で、ボディとの接続面も隙間が結構ある感じでしたね。ですので、まず、そのままの差し込み角度で、取り付けられるかどうかを確認するために、え~・・・あっちを削ってこっちを削って・・・っていう感じで、しっかり収まるようにしてみたところ、なんと!角度が若干緩いかなぁ~・・・なんとなくこうなるかなぁ~・・・って思っていましたのでそこまで、精神的には痛くなかったですけどね^-^

 というわけで、もう一度、あっちを削ってこっちを削って、最初の状態よりわずかに角度をきつくして、ボディとの接続面を合わせて、確認のために差し込んで、クランプで固定したところを写真に収めたところでございます・・・(^-^’’)